シャリンノシタ

自転車✖️社労士 しゃりんの日々の奮闘を綴ります。

霧の中の亀岡で学んだ事

もう昨年の事になりますが、私の住む大阪北部から福井県の小浜へ行き、琵琶湖を経由して帰ってくる、というロングライドをしました。

走行距離は252km、獲得標高(坂道登った高度の総計)1600m。

それなりに高度のあるコースで200km超のライドは初めての挑戦。果たして走り切る事は出来るのか...!?  朝が苦手な私ですが、頑張って早起きして出発‼︎‼︎

幸先よく出だしを切ったものの、走り始めて30㎞、亀岡に入った途端、急激な気温の低下と濃霧の洗礼😱💦

亀岡は寒い所だとはわかっていたけれど、早朝に走った事なかったからここまでとは知らなかった...😭

スミマセン、舐めてました、亀岡。

手持ちの防寒具、ウルトラライトダウンとウインドブレーカーを全て出し切ってもまだ寒い😨 長距離を走る場合、寒さによる体力の消耗は出来るだけ避けたい所。コンビニで急遽ネックウォーマーと足に貼るカイロ、手袋を買い、グローブの上に装着。これでなんとか凌げそう...?

はー、現代に生まれてよかったー😅 コンビニで大体のもの揃うわー💦 ホンマ、あなたとコンビに、やで。入ったのセブンやったけどw

とはいえ、防寒具は日が暮れて寒くなってから使用する事を想定してたので、まさか初っ端から手持ちの駒を全て使い切った事に不安が高まる。しかもコンビニで買った手袋は自転車用ではないから、グリップも悪く、無駄に力が入る上に危ない。

そして、濃霧により視界はほぼゼロ。

不安は募るばかり。初っ端からこんな事で、果たして小浜までいけるのか!?

自転車のライトに照らされて浮かび上がる目前の白線のみを頼りに、ただひたすらペダルをまわす。

基本的に一本道である事はわかっていたのが幸い😅

そうこうしてるうちに、日も登って霧が晴れ始め、霧が晴れた頃には南丹市の美山のあたりまで差し掛かっていた。小浜まではあと1/3ちょいだ😄✨

なんだか社労士の受験生時代を思い出した。

あの頃も暗中模索で、これで良いのかと不安に苛まれ、迷いながらもひたすらテキストと問題集を進める日々。でもある時、ふと霧が晴れ、気づけば遠い所まで来てたんだなぁ、と思うことができる。

そして今の自分もまた、開業という霧の道を歩いてる。先が見えず、外的要因に振り回されて不安に苛まれる。

それでも、今回のように1m進むと1m先が見える。一歩進むと新たな課題ができ、それを達成するとまた新たな課題...  その点と点がつながり、ゴールに続く一本の道になる(...と信じて進む)。

そうすればこの霧の中でも、例え先は見えなくても、この一本道を辿っていけば、いつかきっと霧が晴れ、ゴールに辿り着ける。

小浜まで行って帰って来れたんだから、きっと今回もやれるはず!!

そんな勇気の貯金ができたライドでした😊✨

自転車やってて良かったなー✨

ちなみに、実際のライドでは、霧が晴れてからは暑いくらいの晴天でしたw 小浜に着いた頃鏡をみると、血の気が失せて顔が真っ白になっていたけど😂😂😂