シャリンノシタ

自転車✖️社労士 しゃりんの日々の奮闘を綴ります。

自分の生きたい人生を生きようよ、という話。

これまでの記事(「ヒルクライムで得られたこと。」と「自転車で得た目標達成力と自己肯定感」)で、目標達成力と自己肯定感の高め方についてお話してきました。
私はその力の源を自転車ライフを通して培いましたが、それをもう少し一般化させ、自転車に乗らなくても同じ力を養う方法をお伝えしようかと思います。

私は「自分の生きたい人生を生きられれば最高だ」と思っています。
これは「お金があるから何でも好きなものを買える」とか「いい仕事に就いているから人が集まってくる」といった、収入や社会的信用度の多寡のみに左右されるような類の事を言っているのではありません。
「自分の行きたいところへ行く」、「なりたいものになる」、「(有形無形問わず)ほしいものを手に入れる」といった、「自分は何を欲し、何を選び、それを自らの力で勝ち取っていく」、といういわば自己実現に近いものです。

とはいえ、それが簡単にできれば苦労はありません。普通に生きているだけで、仕事や家庭で様々な問題が起こり、それらの対応策に追われているうちに日々が過ぎて行ったり。
逆に仕事や家庭生活に慣れてルーチンでこなせるようになってくると、日常が単調になってなんとなく漫然と日々を過ごしてしまったり。

外的環境の変化に左右されたり流されたりしてしまっていると、その分主体性が失われ、「漫然と生きている」感が強くなってしまいます。この漫然と生きていることから「自分の生きたい人生を生きる」ことにシフトさせるのが、「主体的に、自ら選択した道を勝ち取っていく」という行為の連続であると思います。

最初に言っておくと、人間はみな「漫然」と「主体」のバランスにあると思います。人によってもそのバランスは違うし、その人の人生の中でもいいときもあれば悪いときもあるわけで、その中でもバランスは違ってきます。

ちなみに、いま私は自分の人生の中でも「調子のいいとき」だと思っています。なのでこんな暑苦しい投稿を繰り返していますが、なんとなく落ちているときは多分こんな記事は発信できないでしょう(^_^;)

そして、なんとなく調子が良くない時に、調子のいい人間のこんな暑苦しい意見を目の当たりにすると、傷ついたり疲れたりする方もいらっしゃると思います。
そういう方はさっと目を閉じてください。そんなときも生きていく上で、自分を労わるうえで、必要だと思います。
私もそうして過ごしてきた時期がありますし。

「私の記事に傷つく人がいるかもしれない」、「ウザがられるかもしれない」もしくは「青臭いと笑われるかもしれない」。
それでもこの一連の記事を書こうと思ったのは、こんな私の言葉でも、もしかしたら誰かが何か行動を起こそうとするときのヒントになるかもしれない、と思ったからです。
私自身、社労士になったきっかけも、これからいろいろと挑戦していこうと思っていることも、もとはといえば、誰かの何気ない一言がきっかけだった、という事がたくさんあったので。

 

さて、話がそれましたが。
「自分の生きたい人生を生きる」ためにはどうすればいいのか。それは「自分が生き方を選び、それをつかみ取っていくこと」だと思います。
そしてそれを行う具体的な方法が、「日々漫然と行っている選択を主体的に行い、達成していく。そして達成した自分をめっちゃほめる。」という事です。

私の場合、自転車で「登れなかった山に登れるようになる」、「遠くて行けなかった場所に行けるようになる」といった、「目標設定⇒達成⇒次の目標」のスパイラルの中でこの力を養いました。
これを日常生活の中で落とし込むと上記のようなことになります。

例えば仕事で、なんとなくルーチンでこなしていたものを、「やり遂げるべきタスク化する」。
「PCを立ち上げたらメールチェックをする」、「〇〇と打ち合わせをする」、「今日は××と□□の仕事を完遂する」etc…
日常生活なら、「冷蔵庫の〇〇を使ってご飯をつくる」、「お風呂上りにスキンケアをする」etc…

最初はわざわざ目標化しないような、日々当たり前にやっていることで大丈夫です。そして、それができたら「やり遂げた自分、えっらーい!!ヾ(*´∀`*)ノ
と、大げさにほめてあげるのです。

からしい、とお思いの方もいるかもしれませんが、いーじゃないですか。人前でやれって言ってるわけでもなしw へるもんでもなしw

そしてそれがなんとなく習慣化できてきたら、そのタスクに小さな努力でできる目標をつけていきます。
例えば、今まで好きな時におやつを食べていたら、「おやつは食後2時間以後にする」とか、午前中いっぱいかけていた仕事を5分だけ短くしてみる、とか。
葉物ばっかりだったサラダにプチトマトを切って入れてみる、とか、歯磨きだけだったけどマウスウォッシュもしてみる、とか。
そしてそれをやり遂げたら、また自分を大げさにほめてあげる。

これを習慣化し、徐々に+α付け加える目標を大きくしていくと、目標達成力と自信がついてきます。

よく、「自分には大きな目標はない」とか「夢中になれるものがない」という意見を聞きますが、大きな目標を掲げて挑戦している人たちって、
最初からそんな大きな目標立てようとは思ってなかったと思います。日々小さなことをやり遂げていくうちに自信ができてくる。それが「これだったら自分でもできそうだ、(根拠ないけど)」という目標設定と自己肯定感に変わっていきます。
この「これだったら自分にもできそうだ」という「感覚」を徐々に広げていきましょう、というわけです。
そうするといつの間にか、目標達成したときの喜びが脳内の快楽物質を分泌させ、次の目標へと夢中になって突き進むようになってきます。

そうなったらもうしめたものw。放っておいても、次の目標を見つけて追いかけるようになってきますw

世の中の、目標に向かって努力したり成功したりしてる人たちって、こんな状態になっているんじゃないでしょうか。

 

ちなみに今回のように何か新しいことを始めたい、というときの重要なポイントは「習慣化」だと思っています。最初の一歩は小さい一歩。でもそれを習慣化するって、意外と意識しないと難しいものです。
目標達成していくことを習慣化させていき、徐々に目標達成力と自己肯定感と無理なく高めていってはいかがでしょうか、というのが今回の記事での問いかけでもあります。

なお、習慣化するために「週4回、最低4週間以上継続する」と効果的らしいので、よければ意識してやってみてください。
※習慣化に関しては専門家ではないので、関心のある方は各自で検索してみてください。(´・_・人)

 

また、このような新しいことに挑戦しているとき、私は「ネガティブなイメージで終了させない」ことを意識していましたが、これも重要なポイントです。
できなかった、やり遂げれなかった、と思うと「どうせ自分は…」という気持ちに陥り、自己肯定感を育むのを阻害するばかりか、挫折への誘因が強くなってしまうためです。
挫折を繰り返していくうち、「自分はダメだ」という気持ちが強くなり、次に何かアクションを起こそうとするまでに時間がかかってしまったりしますが、そうなるともったいないですからね。

例えば私はヒルクライムで、斜度のきつい坂に上れなかったときは、その後緩い山に登って「自信の上書き」をしたりしました(⌒-⌒; )
「ネガティブなイメージで終わらせない」という気持ちが、最後のひと踏ん張りする力を出させてくれることもあります。

そして、達成できなかったとしても「気にしない」。
目標のハードルを下げるか、「ま、そんなときもあるさ」とスルーする。まじめな人ほど自分を責めたくなりますが、それはしないであげて(。•ㅅ•。)♡

ちなみに私はこの「タスク化⇒達成したらめっちゃほめる」を、メンタルが落ちているときに意識的に行っています。
これで結構回復したりするもんですよ(๑¯ω¯๑)

この記事を読んでくださっている方のご参考になれば幸いです。